新宿パークタワーのECO
新宿パークタワー(所有・運営:東京ガス都市開発株式会社)では、竣工以来「環境配慮型のビル」として、
環境負荷低減に向けたエネルギー使用量削減やゴミの分別収集・再資源化などの活動に、積極的に取り組んでいます。
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新宿パークタワーのECO
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SPT ECO Field 新宿パークタワーを地球にやさしいビルに。
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写真 洗浄便座(交換前後)

2011/1UP

トイレ便座の省エネ性を実測調査してみました(その2)

昨年の夏に新宿パークタワー内オフィスフロアのトイレ便座を省エネタイプに交換し(写真1)、今春にその省エネ性を本エコラムにてご報告しました。今回は昨年の交換前調査時期と合わせる形で再調査を実施しました。

新しいトイレ便座は、未使用時間に合わせ、便座・温水の温度が段階的に下がり、また低温やけど対応として、着座すると便座ヒーターの電源をOFFする機能があるものです。これらの節電機能の効果を確認するため、便座交換前(2009年6月下旬~7月上旬)と交換後(2010年7月上旬~中旬)のそれぞれ16日間、男女トイレの調査対象回路に電力量計を設置し、計測しました。調査対象のうち、①X階S棟は一般的な使われ方のオフィス、②Y階S棟は24時間運用しているオフィスです。

再調査を行った今年は猛暑により、便座交換前の昨年同時期より外気温が高かったのですが、省エネ効果を確認することができました。また、新しいトイレ便座の特徴が良く分かりました。以下、そのご報告です。

■1日あたりの平均電力消費量(平日/土休日)
交換前は便座と温水の温度設定を、使用者(ご入居者様)が自由に変更することができましたが、新しい便座は管理者側で設定することになりました。交換後の春~秋は全てのトイレ便座の温度設定を「低」にしたこともあり、いずれのトイレでもその節電効果を確認することができました。特に使用者が少ない土休日は平日と比較して省エネ性が高いことが分かります。(下表;単位W)

■ 時間当たりの電力消費量
新しい便座の深夜や土休日における電力消費量は0Whの時間帯が多く、夜間・土休日のエネルギー削減効果は大きいことが分かりました。(下グラフ)

また、この調査期間外である冬期にも調査を実施しましたが、交換前と比較すると電力消費量が大きいケースも見られました。以上から、トイレ便座の電力消費量には、便座の設定温度と外気温度の影響が大きいことが分かりました。

今後も新宿パークタワーはこのような設備改修・更新工事を通して、更に環境に配慮したビルになるよう努力します。また、トイレ便座の温度設定などは、快適性・省エネ性を考慮し、適切なタイミングで変更していきますので、皆さまもぜひ省エネ・環境活動にご協力ください。

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