[「クールビズ」と夏の設定温度の緩和]
ご存知の方も多いと思いますが、クールビズとは「夏場、オフィスで働く人ができるだけ涼しく仕事ができるように軽装になること」です。ネクタイ・上着なしが基本で、併せてオフィスの冷房の温度を高めに設定できるとしています。
人間が体で感じる快適温度に影響しているのは、単に空気温度だけではなく、その人の着衣量なども関係しています。
クールビズは、この「着衣量」の点に注目し、夏の軽装化を推し進めることで、冷房の設定温度を緩和し冷房運転によるエネルギー消費量を削減することを目的としています。
なお、クールビズを実施すると、体感温度は2℃下がる、と言われています。
また、その省エネ効果ですが、新宿パークタワーのオフィスフロア全体で6〜9月の4ヶ月間、昼間の設定室温を「25℃から27℃へ2℃上げる」とすると、冷房のためのエネルギー消費量が6%削減され、CO2排出量も155トン減らすことができると試算されています(*1)。
そこで、新宿パークタワーでは、冷房時の設定温度を高めにすることをお薦めしています。是非、みなさんの職場で一度、設定温度を確認してみましょう。また、差し支えない範囲で軽装化=クールビズを楽しんでみてはいかがでしょうか?
*1) (財)省エネルギーセンター「原単位管理ツール」を用いた、新宿パークタワーのシミュレーションによる。