ビルのみんなが待ちわびた、
4年振りの「ビアフェスタ&縁日」
2023.09
新宿パークタワーで働く皆さんに「ありがとう」の想いを届けたい。
夏の盛りにお世話になった方へお中元を贈るような気持ちになって、ビールの配布を行ったことが「ビアフェスタ」の原点です。
今では“1年で1番新宿パークタワーに人が集まる”といわれるほど、皆さんが心待ちにしている「ビアフェスタ&縁日」。
どのように、今のスタイルへと変化したのでしょうか。
オフィスでの毎日に、"非日常"のうるおいを
2005年に新宿パークタワーを運営する東京ガス不動産株式会社が、テナントやそこで働く皆さんへの感謝の気持ちを届けるために始まった「ビアフェスタ」。
当初は入居企業様にビールの引換券を配るところから始まりました。
しかし、まだ感謝の気持ちが伝えきれていない。
いつものオフィスに非日常を届けることで心のうるおいとなり、働く人同士のつながりを育めるようなイベントにできないか?と試行錯誤を重ねました。
ビルの屋外にキッチンカーを呼んだりショーに力を入れてみたりするうち、年々反響は大きくなっていきましたが、2016年に地下1階のショップ&レストラン街に縁日会場を開いたところ、例年以上の大盛況に。
飲食店では縁日限定のビールに合うメニューが並び、軒先のテーブル席はビールを片手に同僚と話に花を咲かせる人々で常に満席状態。
そして、童心に帰れる射的やヨーヨーすくいの屋台も好評でした。
こうして「ビアフェスタ&縁日」は毎年盛り上がっていき、噂を聞いた近隣に住む人々も足を運ぶようになりました。
今では子ども達も屋台を目当てにこのイベントを楽しみにしているそう。
新宿パークタワーで働く人々に向けて始まったイベントが、地域の人々の"夏の風物詩"へと変わっていったのです。
4年振りの再開に「待ってました!」の声が
ビルで働く皆さんや、地元の人々にとっても夏のイベントとなった「ビアフェスタ&縁日」。
しかし、2020年の新型コロナの流行により3年連続で中止に。
「今年はやらないんですか?」という声も多く、この3年の間「集まって楽しむことは難しくても何か形にできないか?」と考え続けました。
そして、2023年5月に新型コロナが「5類」に移行となり、さまざまなところでイベント再開の機運が高まる中、新宿パークタワーでも「ビアフェスタ&縁日」を再開できないかと議論を重ねました。
近隣のビルや感染情報を集めながら検討し、ようやく4年振りの開催が決まると、入居企業の皆さんや飲食店からは「待ってました!」の声が上がりました。
4年のブランクがありながら、イベント初日の7/27(木)には開始30分前からビールの引換えを今か今かと待つ人達が並び始め、ピーク時には700人もの長蛇の列ができるほどの大反響でした。
開放感あふれる1階アトリウムでは、ブラックのユニフォームで揃えたクールな佇まいのスタッフ達が颯爽とビールを提供し、スタンドテーブルで仕事終わりの一杯をリラックスしながら思い思いに楽しむ。
そして、呼び込みの声で活気あふれる地下1階の縁日会場。
そんなコロナ前と変わらない光景が還ってきました。
2日目の7/28(金)は週末なこともあり、近隣のご家族連れも足を運び、至るところで屋台によろこぶ子ども達の笑い声が。
同僚同士で家族を紹介し合うシーンもあり、あたたかな雰囲気の中、イベント復活の幕を閉じました。
つながりを育むイベントづくりを目指して
古くから付き合いのあるテナントが多く、感謝を伝えながら"つながり"を育んできた新宿パークタワー。
たとえば「ビアフェスタ&縁日」をきっかけに、いつもエレベーターで見かける人やお店の人ともコミュニケーションがとれたり。
働く人同士が穏やかなきずなを育む機会となる季節のイベントを、新宿パークタワーは大切にしています。
新宿パークタワーで働く皆さんにとって「このビルでよかった」と思えたり、来訪する人々にとっては「素敵な思い出ができた」と思えるような愛着のある存在となれるように。
ビルと関わる人達が楽しくなることを日々考え続けています。
2024年は新宿パークタワーが30周年を迎える、アニバーサリーイヤー。
今秋から、記憶に残るような特別なイベントを計画中です。
ぜひ、楽しみにご期待ください!
※記事内容は掲載当時のものであり、現在は変更されている場合がございます。